作詞担当:Min / 作曲担当:akari-A のコラボ企画です。
ボーカル音源は、雨歌エル。
詞/Min
『君は僕を解らないだろう』
なんてありきたりな台詞
そんな台詞は既に聞き飽きた
所詮ただの戯言さ
『君も僕を解らないだろう』
なんて返してみたけど
人間なんて皆同じだろう
所詮ただの他人事(ひとごと)さ
人の流れに巻き込まれ
漂う姿は滑稽で
宙に浮くのは
この足?その足?誰の足?
叫んでいるんだこの胸が
誰か聞いてくれよと鳴いている
それでも口に出さぬのは
臆病な君がいるからさ 嗚呼
『君の居場所は何処なんだい?』
何故だ答えられないや
その場限りの笑顔だろう
所詮ただの偽物さ
此処も居場所の無い所
そこに価値など在りもせず
壊してあげよう
この指使って今スグに
泣き出したいんだ胸の奥
ここが吐いてくれよと鳴いている
それでも口に出さぬのは
臆病な君がいるからさ 嗚呼…
伝えたいんだこの気持ち
溢れ出て来る想いが鳴いている
それでも口に出さぬのは
臆病な君は××だから
詞/Min
夢を追い掛ける勇気が無かった
好きなものを好きと言う勇気が無かった
下を向いて歩けば壁にぶつかり
前を向いて歩けば石に躓く
こんなにも醜い世界で
人と人とが押し退け合って
そんなもんで手に入れたものに
どれほどの価値があるのだろう
過去は鮮やかに見えるのに
現実(いま)は霞んで見えやしない
晴れ渡る鮮やかな未来があると
思い込んでは生きるしかない
“幸せじゃない”から“不幸せ”じゃない
幸せが“不完全”だから“不幸せ”
下を向いて歩けば棒が落ちてる
前に向かって歩いて辛(それ)に突き刺せ
堪えてしまった涙は
自分にしか解らないのだから
そんな事で失ってしまった日々に
どれだけの価値があっただろう
他人を羨んで見ていても
自分が醜く見えるだけ
こんなにも愚かなる世界で
これから先も生きるしかない
此処に独りで佇んで
世界を見下し嘆いても
只一つの存在価値を求めては
いつか死ぬまで生きるしかない